少し古い資料だが、デザイン思考のステップについて、スタンフォード大学が整理した資料の翻訳を読んでみた。
ステップ自体は知っていたが、元の資料を読むのは初めて。
スタンフォード・デザイン・ガイド デザイン思考 5つのステップ
概要
元の資料を読むのが分かりやすいが、自分の中で流れを整理。
※資料の内容そのままではなく、自分の理解を含む。
共感
その名前の通り、ユーザーの感情に共感しよう、というもの。
共感が大事であることは、プロダクトを使うユーザーの目線になって考えることで、あるべきデザインが出来るから。
手法としては、観察、関わる、見て聞く、などユーザーと関りを持つことが大事。
問題定義
こちらも名前そのまま。
共感のステップで得られた洞察から、ユーザーの解決するべき問題を定義する。
解決するべき問題の領域を絞ることで、より良質な解決策を生み出す傾向にある。
創造
問題に対して解決策のアイデアを考え、整理していくステップ。
アイデアを絞る必要がはなく、この後のプロトタイプとテストによって、繰り返し試せる、アイデアを洗い出していく。
プロトタイプ
プロトタイプを創作する。
机上でいろいろ考えるよりも、実際に作って目で見たほうが圧倒的に情報が多い。
完璧なものを用意しなくても、早く作って失敗を繰り返すほうがよい。
テスト
ユーザーにプロトタイプを触ってもらい、フィードバックを受ける。
前述の通り、早く作って早く失敗したほうがよいので、創作⇒プロトタイプ⇒テストのステップを繰り返していくのがよい。